スズメバチのような危険な蜂は勿論、比較的安全と言われるミツバチのような蜂でも、家の軒先に巣を作っている場合は早めに業者に依頼をして駆除をしておくことがおすすめです。危険度が低い蜂であっても、刺激をすると刺されてしまう可能性があります。そんな蜂の巣駆除をするためには、どんな時期や時間帯が適しているのかを、簡単に説明していきましょう。
蜂の巣駆除に適した時期は？
蜂の巣の駆除に向いている時期は、4月から5月頃です。蜂というのは、1年中巣を作っている訳ではありません。4月から5月頃から巣を作り始めることが多く、6月を過ぎると巣の中にいる女王蜂の産卵が始まります。この時期になると、働き蜂の数が増えるだけでなく、蜂自体も体が大きく狂暴化しやすくなるため、駆除が難しくなります。4月から5月頃に蜂の巣ができているのに気付いた場合は、まだ小さいから大丈夫と放置をするのではなく、蜂が比較的大人しい春の間に駆除をしておくことがおすすめです。毎年巣ができる家は、春頃に新しい巣ができていないかチェックをしておくと良いでしょう。
蜂の巣駆除は朝と夜のどっちがいいの？
蜂の巣の駆除を行うのに最適な時間帯は、夜です。日中は外に出て活動をしていた蜂も、夜になると巣に戻るため、巣そのものは勿論、巣にいる蜂もまとめて駆除することができます。さらに、日中よりも夜の方が蜂の動きが鈍くなるため、安全に駆除しやすいというメリットもあります。反対に避けておいた方が良いのは、朝から日中にかけての時間帯です。朝になると蜂が活発に活動を始めるため、巣を刺激すれば中から蜂が出てくるだけでなく、外に出ていた蜂に刺されるリスクも高まります。それだけに、蜂の駆除には時間帯選びも重要となってきます。
蜂の巣駆除は種類にも注意をしよう！
夜になると動きが鈍くなることが多い蜂ですが、モンスズメバチのように夜の時間帯も活動をする蜂も存在します。さらに、証明の近くなど明るい場所に蜂の巣がある場合、時間帯に関わらず蜂が活発に動く可能性も残ります。そのため、安全に蜂の駆除をしたい場合は、蜂の巣の周りに蜂を刺激する光がないかを確認しておくことも大切です。近くに街灯などの光がない状態であっても、懐中電灯などで巣を照らせば、光によって蜂を刺激してしまうことになります。蜂の動きが収まった状態で駆除をしたいのであれば、巣に対する刺激を減らす工夫を行うことも必要です。
蜂の巣駆除は業者に依頼しよう
家の軒先などに蜂の巣を見つけた場合は、業者に駆除を依頼することがおすすめです。賃貸物件に住んでいる人は、管理会社に連絡を入れる良いでしょう。蜂は夜になると行動が静かになると言われますが、蜂の種類や巣のある場所によっては夜でも危険なことがあります。安全に駆除をしたいのであれば、蜂に関する知識と駆除に関するスキルを持つ業者に任せることを考えておいて損がありません。